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2021年 10月 12日 【MEMS】
こんにちは
津田沼校 謎の男代表の
今井勇志です
卒業された担任助手の先輩も
ブログを見ているらしいので
下手なことは書けないなと
思った今日この頃です笑
昨日、はるかちゃんから
謎の男と紹介されましたが
確かに趣味とかあまり話したことない?
というか趣味というものがない?
味気ない人生を歩んでおります
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さぁ本題です!
今日はMEMS技術という技術について
話そうかなと思います
物作りを将来したいと考えている子
はもちろんですが
スケール効果という
めちゃくちゃ面白い効果
についてもお話するので
最後までお付き合いください
MEMSとは
M・・・Micro
E・・・Electro
M・・・Mechanical
S・・・Systems
というそれぞれの単語の頭文字を取ったもので
簡単に言うと
めちゃくちゃ小さい機械みたいなものです
どのくらい小さいかというと
全長が1mm以下です
かなり小さいです
なんでそんな小さくする必要があるの?
と思いませんか?
ここで登場するのが
スケール効果というものです
大雑把に言うと
小さいからできること
大きいからできること
があるよというお話です
詳しく話していきます
ドラえもんの道具で
ビックライト
というものがあります
あなたはこの秘密道具で
体を大きくされてしまいます
身長を10倍にされるとします
巨人になるわけです
ここで質問です
このときあなたは
2本足で立っていられるでしょうか?
考えてみてください!!
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答えは”立っていられない”です
立っていられないどころか
足の骨がバキバキに砕けて転げます
じゃあどうして
そんなことが起こるのでしょうか
それは体積に対する
脚の断面積が大きくなるから
なんですね
ビックライトで身長を10倍にされると
体積は何倍になるでしょうか
答えは1000倍です
これは体重が
1000倍になる
ということを表しています
ただその体重を支える脚の断面積は
100倍にしかなりません
圧倒的に脚の断面積に対する
体重が大きくなるんですね
借りぐらしのアリエッティー
って映画ありますよね
身長10cmの可愛らしい少女
がでてくる物語ですね
このアリエッティーのような
小人が実際にいたとして
作中のような格好だとしたら
夏以外の季節は生きていけません
外に出た瞬間に凍えて死にます
これもスケール効果です
アリエッティーの身長は約10cm
女性の平均身長が約160cmらしいので
一般女性の16分の1サイズですね
表面積は256分の1
体積は4096分の1
物体の冷めやすさは
面積÷体積の数値が大きければ
大きいほど冷めやすいそうなので
アリエッティーは人間の
16倍冷えやすいということです
あちゃーこれじゃあ
凍死は避けられないですね
アリエッティーは
冬はストーブを部屋中に敷き詰めて
すべてガン炊きし、何重にも服を着て
冬を越さなければ成らないわけです
もちろん外出はできません
気軽に外出できるようになるのは
夏の間の数日しかないのかな…
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さてこれがスケール効果というものです
小さいからできることがある
その”できる”を技術にしたのが
MEMS技術です
そしてその技術は
様々なところで使われています
インクジェットプリンター
手ぶれ補正付きデジタルカメラ
スマートフォン
などなど
今、現在進行形で研究・開発が
されている技術なんです
一つの技術が開発されれば
人の暮らしはその技術が
開発される前より確実に良くなる
そんな開発に一石を投じることができる
とういうのが工学部の良いところ
なのかもしれません
もし興味が湧いた方がいたら
是非調べてみてください!
中山和樹 担任助手!!
ごんちゃんですね笑
ごんちゃんは僕が今まで
関わってこなかったような人間ですね
僕の物差しでみると
おかしな行動をしていたり
考えが理解できなかったり
するんですよ
ただ今ではそんなところも踏まえて
好きだし理解しているつもりです笑
正義感が強くて
昔聞いたときは将来の夢は
検察官と言っていました
僕が何かやらかして法廷で
再会しないことを願うばかりですね
そんな中山担任助手のブログも見てねん