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2022年 8月 2日 【共通テスト数学で時間がなかった時の考察】
こんにちは!
慶應義塾大学文学部教育学専攻2年
山本大聖です!
夏休みも1週間と少しが経過して
8月に入りましたが、
勉強頑張れていますか?
夏休み打ち込めていますか?
7月後半は結構校舎にいたので、
よく見かける子
東進コンテンツ使ってる子の
努力量はひしひしと伝わってきてます…!
朝早くから夜校舎が閉まるまで
めちゃくちゃ頑張っててすごい!
全力に向き合っている皆さんを見て
自分も力を入れて応援したいし、
自分も頑張らないとな…
って思わされています!
そんな皆さんに熱い言葉を
毎日送り続けているこのブログなのですが、
毎度毎度熱くても疲れちゃうし、
勉強時間の合間で
せっかく読んでくれているのだから、
たまには気分転換になるような、
そんなブログ書きたいな~って思ってます!
佳苗ちゃんいわく
エンターテイメント性高いらしいですし?笑
※注意
このブログは適切な共通テストの解き方を
示したものではありません。
あくまで一エンターテイメントとして
お楽しみいただき、
このような事態に陥るのは
極力回避できるよう
日々の演習を頑張ってください。
いざという時のために記憶の片隅に
置いておかなくてもいいくらいです。
また点にならなくても
責任は取りません。
受験生は共通テスト10年分
しっかり解き終わりましたか?
共通テストで大きな壁となるのが
時間との戦いですよね…
演習はそれなりに頑張ってきたけど、
いざ模試で、本番で、
時間がなくて解き終わらなさそうな時
あなたならどうする?
目の前には埋め切れられてない
マークシート。
手元には黒鉛筆。
まあそりゃ塗り潰しますよね。
記述式の問題なら
テキトーに書いても
まず間違いなく×でしょうが、
マークシート形式なら勘でもなんでも
n択で点数がもらえるわけです。
1点が合否を分ける受験において、
「まぐれで取った点なんて要らねぇ!」
「テキトーに埋めるとか、泥臭くない?」
なんて言ってられません。
国語・英語・社会・理科なら
せいぜい4~5択?
問題をパッと見て、
一番それっぽい選択肢を塗る作業を
繰り返せば、
最悪全く時間がなかったら
全部1~4のいずれかを
延々と塗りたくっていけば、
1~2分もあれば
全部埋められます。
存在している選択肢なので、
考えた末じゃなくても
その中のいくつかからは
点数が期待できるでしょう。
これはおいしい!!
しかし問題なのは数学です。
※注意その2
このブログではタイトルの通り、
共通テストの数学ⅠAⅡBを
主に取り扱います。
私立文系志望の人は
置いてけぼりを食らう
かもしれません。
ごめんなさい。
別に大して受験で使える
テクニックでもないので、
損したな、って思わなくて大丈夫です。
共通テストの数学は
選択肢の中から選ぶ問題のほかに
数字を1ケタずつマークすることで
答えさせる問題があります。
ex) アイ/ウエ → 40/99
これの恐ろしいところは、
9とか0とか-(マイナス)とかがざらに
出てくるため、
選択肢が4~5個ではなく、
10個以上あるところなんですよね…
更に分母が1ケタだったら
そこに1は絶対に入りません。
数字の最も高い位には
0は絶対に入りません。
分母分子が同じ桁数なら
全て同じ数字は
=1になってしまうため
絶対に入りません。
(22/22 = 1になっちゃう)
国英理社みたいな
「とりあえず全部
1塗っておけばいっかー」
作戦が、最適な点の拾い方とは
言えない訳です。
僕は受験生時代から
ずっと思ってました。
「数学で時間がなかったとき、
どうやって塗るのが一番
点取れる可能性あるんだろ」と。
恐らくこのブログを
読んでいる誰しもが
そう思っていることでしょう。
なので考察します。
まずはじめに
大前提として言えるのが、
数字を1ケタずつ当てはめて入れる問題は
その全てが当たっていてはじめて
点になります。
答えが
カキ = 45
の2点問題だったとしたら、
2つ合っていて2点です。
「カに4が入ってたら
惜しいから1点あげちゃう」
なんてことはありません…
これが2ケタならまだ
1/100くらいの確率ですが、
ケタが増えると、
分数になると、
約1/1000、約1/10000と
べき乗されていきます……
つまり、勘で当てるのは
不可能に近いです………
「え?じゃあ時間ない時に
埋めきるのって意味なくない??」
って思ったかもしれません。
ただ、考えてみてください。
もし解答用紙が空欄だったら、
天地がひっくり返っても
(そんなことなくても起こり得る
問題ミスによる全員得点GETを除く)
自分に点が入ることは
絶対にありません。
しかし、埋めてさえいれば、
0.01% 0.001%に望みを
託すことができる訳です!
嗚呼、何というロマン!!
となると実際問題、
一番点数になり得るのが
選択肢か1ケタの数字が合っていれば
それだけで点がもらえる問題です。
そもそもこのような
ラッキーな問題は
共通テスト数学に
いくつあるのでしょうか…?
サンプル数は少ないですが、
2年分の全共通テスト数学の問題のうち、
1つのマークシートが合っていれば
点が入る問題がどれくらいあるのか
調査してみた結果がこちらです。
2021年度数学ⅠA
35問
71/120点分
↓
2022年度数学ⅠA
16問
36/120点分
2021年度数学ⅡB
40問
67/120点分
↓
2022年度数学ⅡB
39問
79/120点分
(山本大聖調べ)
選択問題をすべて含めているため
合計点が120点になっているわけですが、
めちゃくちゃウェイト重くない!?
去年の数学ⅠAはシビアでしたが、
それ以外は全部
勘が冴え渡りまくれば、
半分以上の点を
かっさらえるわけです!!
それでは1つのマークシートが
合っていたら点が入る問題には
どのような傾向があるのでしょうか?
ここで理論的に絶対に当てはまらない
可能性を考えてみます。
・選択肢外の数字は
絶対に入らない
(最小3択なので、0,1,2は絶対に入り得る)
・1ケタの数に-は
絶対に入らない
・分母に0、1、-は
絶対に入らない
・分子に0、-は
絶対に入らない
・ルートの中に0、1,4,9は
絶対に入らない
・記号(a,b,c,d)は問題中に
示されていないと入らない
ムムム…
選択肢に絶対に入ってくる
0や1は数学的な制約は強いのか…
こう列挙してみると、
大学入試センターも考えているな…!
と思わず尊敬の念を抱きますね。
ただここで1つの仮説が
浮かび上がります。
「2」安牌じゃね?
3択以上で必ず登場する上に、
分母分子にきても
ルート内に入っても問題なし
せいぜい分母に来るなら分子が、
分子に来るなら分母が
偶数じゃないか確認すればOKです。
嗚呼、何というロマン!!
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
明日の更新者は…
飯沼祐美子 担任助手!
#質で量で校舎を支える鉄人
#昨年度向上得点タイトルホルダー
#津田沼校に一番いるかも?圧倒的感謝
#生息しているレベル
#Discordにも生息しているとか…
祐美子ちゃんは質量ともに
1年生とは思えない働きぶりで
校舎を支えてくれている
鉄人とも言える存在です!
真面目に仕事に取り組み、
周りがよく見えていて
ちょっとした不具合に気づくことができる
その姿は見習いたいと感じます…!
実際に東進生としても
模範的で去年は
向上得点ランキングを
牛耳っていたので、
皆にも見習ってもらいたいですね~
祐美子ちゃんのブログには
説得力がある!
明日も読むしかない!
受験について全然知らない……
質問相談等なんでも受付中!
誠心誠意
お応えします!
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