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2020年 4月 28日 【いろいろ「学ぶ」ことのできる時間ですね】
こんにちは田中です。
もうすぐ5月です。自宅で学習を始めて早1か月が経とうとしていますね。
夏休みや冬休みとと違って、部活にも行けない、外出すらできないとなり、時間を持て余している人も少なくないのではと思います。
無意識にスマホに手が伸び、動画で暇つぶしという時間の使い方はしていませんか?
動画を見ることが悪いという事ではありません。うちの娘たちも「暇だぁー」と言ってはタブレットに手が伸びます。
私には中学生と小学生の3人の娘がいますが、自宅学習に突入した最初の1週間で、「暇を持て余す」という毎日はすごく危険な状態だと考えるようになりました。
子供たちは学校から与えられた毎日の課題を午前中にやります。終わらない場合は午後からもやります。運動もするよう学校から言われているので、3人で河原に行ってスケボーをします。
時間が余ったら「暇だぁー」と言います。
そして、私はふと思いました。「主体性がない」と。。。
命令や要求に従ってやることは簡単です。やっていれば承認を得られます。課題が終わった瞬間に「暇」になるのは、考えていない、主体的に何かをしようとしていないということかもしれないと思うようになりました。
この新型コロナウィルスの時間は、私たち人間がすべきことを考えさせてくれる時間になったと思います。
家の中に閉じ込められて、1日の時間を好きに使えるとなった時、頭と心を使って、主体的に動けるか、暇を持て余すかは大きな違いです。
1日、2日ならともかく、1か月、2か月、、、半年となった時の成長は全く違うのではないでしょうか。
これからの時代、特にAIやロボットが発達する時代においては、人間に求められるのは思考と主体性です。
自分が好きなことや、興味のあることがあれば調べたり、やってみたりする時間も少しづつ生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
因みに私の娘たちは興味のあることにチャレンジし、時間も忘れて没頭し、「早く寝なさい!」と私に叱られるようになりました。
デザイナーになりたい長女は、小さくなった洋服のパーツをバラバラにほどき、拡大、縮小比率を考えパターンを作成、妹たちに洋服を作ることに夢中になっています。
次女は、プログラミングを駆使してゲームや映像の作成に熱中しています。作業が細かすぎて、家族の誰もが理解できないのですが日に日に上達していきます。
美容師になりたい三女は家にある人形という人形のヘアカットをし、納得のいくスタイルを追求し、ヘアカタログを作り始めました。
こういう無制限に時間が使える時ほど、思考力と主体性は磨かれていくのだと思います。
もちろん勉強も大事です。ですが、貴重な10代のこの時期に暇を持て余し続けることのないよう、自分の好きなこと、興味のあることにも目を向けてみると新たな発見につながるのではと思います。